記事から相談ページへ進む直前には、少なくとも三種類の迷いがあります。対象に入るか、何を相談できるか、相談した後どうなるか。すべてを「お問い合わせはこちら」で片づけず、どの迷いが強いかを見ます。
迷いを三つに分ける
対象の迷いには、事業規模や担当者の立場など、誰に向けた相談かを記します。内容の迷いには、相談できるテーマと、まだ整理できていない状態でもよいかを明記します。進行の迷いには、所要時間、返答の目安、次のステップを示します。ただし、実際の提供条件が確認できていないものを例文のまま公開しないでください。
どれを先に直すか
フォームまで来ていないなら、記事末尾の案内と相談ページの冒頭を先に確認します。フォームには来るが送信が少ないなら、入力項目と送信後の説明を見ます。問い合わせで毎回同じ質問を受けるなら、その質問をページ上に答える候補です。データが少ない場合は、営業・サポートが実際に聞かれる疑問を集めるだけでも優先度が見えてきます。
一つ直して、迷いが減るかを確かめる
例えば対象条件が不明なら、相談ページの一段落に「こんな状況なら相談できます」と「対象外の例」を追記します。これをした後で、読者が問い合わせ前に対象か判断できるかを第三者に試してもらいます。送信件数だけでなく、内容が合う相談が来ているかも見ます。迷いを取り除く目的は、誰でも送信させることではありません。
この記事で決める問い
「自社も対象なのか」という迷いは、対象・内容・進行のどこから生まれているか。
実務での進め方
- 記事末尾から相談ページまでを第三者になったつもりでたどる。
- 対象、相談内容、相談後の進行について、ページ上で答えが見つかるか○△×を付ける。
- ×のうち、問い合わせで実際によく聞かれるものを一つ先に直す。
判断基準
優先度は「読者の判断に必要か」「現行サービスとして確定しているか」「一か所の修正で整合できるか」で決めます。未確定条件は文章術でごまかさず、社内確認事項に戻します。
架空の記入例
【架空の記入例】対象=△(担当者像はあるが規模条件は不明)、内容=○、進行=×(送信後が不明)。問い合わせでも『送った後はどうなりますか』が多い。今週は進行説明を追加し、対象条件は担当者確認へ。公開文には未確定の返答日数を書かない。
うまく判断できないとき
第三者テストで迷いが出ないのに送信がない場合、相談ニーズそのものが弱い可能性もあります。無理にCTAを強くせず、比較記事や自己診断など一段手前の出口を用意します。反対に対象外の相談が多いなら、条件を広げる前に対象外の例を明記します。
